30坪注文住宅の間取りを考えるときの大切なポイント

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建坪が30坪の住宅といえば、あなたにとって「狭い」でしょうか?

「広い」または「丁度いい」と感じる方もいらっしゃると思います。

30坪の注文住宅と言っても間取りはまちまちですが、
間取りによって、効率のよい動線を描いた、素晴らしい住宅になることは間違いありません。

ここでは、30坪の住宅を建てる際に、快適な間取りを考えるためのポイントをお話したいと思います。

30坪注文住宅の間取りを考えるときの大切なポイント

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重要な住宅の採光について


注文住宅の間取りを考えるときに多くの方は
「どこにどの部屋を配置しよう・・・」と考えることが多いですね。

確かにこれも大切ですが、もっと大切なのが採光です。

採光の仕方によって、家の中で感じる解放感に違いが出てきます。

まずは立地による光の当たり具合をチェック

採光は家を建てようとしている立地によっても変わってくるので、
どうにもならないこともありますが、事前に採光の取り方も考えた間取りにすることで、
数段も快適で過ごしやすい住宅にすることができる
でしょう。

まったく日の当たらないところにリビングや居室を配置してしまうことも考えられますから、
しっかりと考え抜いたうえでリビングや居室を配置する必要があります。

意外に採光面を疎かにしてしまう方は多いですし、
いざ家が完成してから「日が当たらない・・・」と嘆く方もいます。

これは事前に日の当たり具合をリサーチし、話し合いを重ねておけば回避できたことです。

採光を考えた間取りとは

居室など人が長時間過ごすような部屋は南東に面した場所に配置することが一般的ですし、
トイレや浴室といった水回りは北西の夕日が差し込む場所
採光があまり確保できないようなところに配置するのが一般的ですから、
今現在間取りを考えている方はぜひ参考にしつつ間取りを決めてください。

風の通りがどのようになるかも計算しよう


採光と同じくらい大切なのが風の通りです。
家の中で過ごしているときに気持ちのいい風が抜けていくのは本当に良いものですし、
快適な暮らしを求めるのなら風がどのように抜けていくかを知っておく必要があります。

風邪の通りを考えた間取りとは

自然の風を上手に取り入れることができれば快適な生活が送れることは間違いないので
ぜひ取り入れたいものですが、そのためには部屋はもちろん
窓の配置が重要なウエイトを占めています。

居室となる部屋には二つの窓を設けることが快適な環境をつくる一つのポイントです。

できれば対面で窓を設けたいものですが、
無理な場合はそこまでこだわることもないでしょう。

間取り図で部屋の配置をするときには
窓の位置などもしっかりと把握しながら考えるべきです。

窓のレイアウトは高低差をつけて

また、高い位置と低い位置に窓を取り付けることもおススメです。

低い位置に窓を配置しておくと冷たい空気を室内に取り入れることができますし、
高い位置の窓は暖かい空気を上に逃がすことができます。

このような工夫がしっかりできていると室内の環境も良くなりますし、
四季を通じて過ごしやすい住宅になるでしょう。
風の抜け方だけを考えるのではなく、このような部分にも配慮してみてください。

また、現在ではいろいろな窓がありますから、
部屋にマッチする窓の種類も検討してみましょう。

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水回りはできるだけ集めておくのがポイント


トイレや洗面台、キッチン、浴室といった水回りが
家のあちこちにあるような家はあまり良い家とは言えないかもしれません。

水周りを集約させるべき理由

多くの住宅間取りでは水回りが近い位置に集まっていることが多いのですが、
これにはちゃんとした理由が存在します。

理由1:工事費用を抑えることができる
まず、水回りの設備を近くに集めることによって配管の工事がしやすくなりますし、点検口も集約できます。
つまり、工事費を抑えることが可能となるのです。

理由2:メンテナンスがしやすい
また、水回りが近くに集まっているとメンテナンスもしやすくなります
給水や排水のパイプがほぼ一箇所に集まっていると水漏れなどが起きたときにも
どこから漏れているのかスムーズに判断できますし、修理などもしやすくなります。

理由3:排水時の音が分散しない
水回りが集約していると排水音などもあまり気になりませんが、
離れているとどうしても排水時の音などが気になってしまいます。
それが生活上のストレスになってしまうこともありますから、
そうしたことを考えても水回りはできるだけ集約させておいたほうが無難です。

素人がすべての間取りを考えると
意外にも水回りの設備が離れてしまいがちですから注意してくださいね。

コンセントの配置NG例


直接的な間取りとはあまり関係ないのかもしれませんが、
コンセントの場所が悪いと生活しにくい家になってしまいます。

コンセントが家具に隠れる

設計時にコンセントをどこに配置するかをしっかり話し合っておかないと
家具やカーテンにコンセントが隠れてしまうということも起きかねません。

コンセントの位置が原因で、希望の位置に家具を配置できなかった
という事態にならないように、家具の配置も含めたコンセントプランを立てましょう。

コンセントの総数が少ない

隠れているだけならともかく
そもそものコンセント総数が少ないという事態に陥ってしまうこともあります。

現在では一般家庭にたくさんの家電製品がありますし、
コンセントを使うシーンは非常に多いです。

携帯電話の充電をするにもコンセントが必要となりますし、
できるだけたくさんのコンセントが欲しいですよね。

家を建てた後にコンセントを増やしたい場合

既存コンセントの口数を増やすなら1万円程度
既存のコンセントパネルを改変し、2口から3口に増やす、
という工事内容であれば、1万円以下で対応している業者もあります。

ただし、取り換えは電気工事の有資格者が行う必要がありますので、
お近くの電気工事事業者へ問い合わせ、対応の可否と費用を確認しましょう。

コンセントパネルを増設すると5万円程度
「今あるところとは別の場所に、コンセントを増設したい」
という場合は、壁の補修や張替の必要が出てくるので、日数と費用がかかります。

工期1日で、3~5万円の価格で対応できる業者さんも存在するようですが、
費用や工期はピンキリですので、まずは電気工事事業者へ問い合わせを行いましょう。

コンセントが少ないときの応急対処法

たこ足配線という手もありますが、どうしても熱がこもり
さまざまな弊害も生じてしまいますからおススメはできません。

延長コードを使う方法もありますが、あまりにも延長コードを
あちこちに引っ張ってしまうと見た目にも美しくありませんよね。

間取りを考えているときにコンセントのことまでしっかり考えられる人は少ないです。

特に、建築設計に詳しくない素人だけですべての間取りや
コンセントプランを考えるような場合だとこのような失敗も起きがちなのです。

快適な暮らしを送るためにもコンセントや照明のスイッチなどの位置は
しっかり確認
しておく必要がありますし、家具の配置も考慮しつつ計画しなくてはなりません。

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素人だけですべての間取りを決めない


注文住宅の魅力は自分たちで自由度の高い家を計画することができるということです。

建売住宅だと既に完成している家を購入することになりますが、
注文住宅は一から計画を練っていくため
理想に近い家を手に入れることもできるという魅力があります。

もちろん、間取りなども施主が決めることができるのですが、
建築や設計に何の知識もない素人が間取りをすべて決めてしまうのはあまりおススメできません。

もちは餅屋に、間取りは間取り設計のプロに

「どうしても自分たちで間取りを決めたい!」という方もおられるでしょうが、
できることなら、最終的な間取り設計はプロに任せたほうが無難です。

間取りは建築工事がスタートしてからは、簡単には変更できません。

特に、建坪30坪という限られた空間に配置をするのなら、
無駄のないベストな配置を徹底しなければ、
狭く感じる、動線が使いづらい、などの不満につながる恐れがあります。

建築士は住まいの設計のプロとして仕事をしています。

どのような部屋の配置がもっともストレスなく過ごせるか
理論や経験をもとにした最適な案を持っているはずです。

ご自身の希望を叶えるためにも、プロの手を借り、二人三脚で理想の住宅を実現しましょう。

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