注文住宅の見積りにある「工事」の種類と相場は?

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注文住宅を建築したいのなら、まずは見積りをとって、
金額と、工事の内容をチェックしましょう。

ここでは、注文住宅を建築する際に必ずチェックしたい、
見積もりに記載される工事の内容
について、重要ポイントをご紹介します。

注文住宅の見積りでチェックしておきたい工事のポイント

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安全に作業を行うための仮設工事


一般的に注文住宅を建てるときには必ず仮設工事が行われます。

見積書にも必ず仮設工事費という項目があると思いますからぜひチェックしてくださいね。

では、この仮設工事とはいったいどんな工事なのかということですが、
仮設という文字からも何となくイメージできるように
家が完成したら残らない工事のことを指します。

具体的には職人さんが安全に仕事をするための足場の組み立て解体
シートやトイレの設置などが挙げられます。

壁面のサイディング貼りやモルタル塗り、屋根の瓦工事などを行うには
当然足場が必要となりますから、絶対に必要な工事の一つです。

また、足場にはシートを張りますが、これは足場から道具などを落としてしまったときに
敷地外に飛んで行くなどして被害を広げないためです。

この仮設工事は、安全性を高めようとするとどうしても高くなります。

逆にいい加減な工事になると安くなりますが、あまり安すぎると少々不安です。

ただ、家が完成しても残るようなものではありませんから、
ここにあまり高額な費用をかけるのもどうかと思いますよね。

複数社から見積りをとって仮設工事費用を比較してみましょう。

家の土台となる重要な基礎の工事

見積書には基礎工事費用についても記載がありますから
ぜひチェックしてください。

せっかく高いお金を払って建てるマイホームですからいつまでも長く住みたいものですよね。

その家に長く住めるかどうかは
基礎工事にかかっていると言っても過言ではありませんから、
しっかりとチェックしておきたいポイントの一つです。

基礎がしっかりしていないといくら建物をきちんと造っていたとしても
のちのちトラブルを引き起こす原因にもなってしまいます。

基礎が狂っているとドアの建てつけなども悪くなってしまいますし、
床の平行も保たれませんから住んでいて
気持ち悪くなってしまうかもしれません。

基礎が家の寿命を決めると言っても過言ではありませんから
きちんと目を通しておきたいですね♪

では、基礎工事の項目をチェックするときに何に注意すればいいのかということですが、
ここはコストよりも強い基礎工事を採用しているかどうかをチェックします。

現在の注文住宅ではベタ基礎を採用していることがほとんどだと思いますが、
耐震性などにも気を使った基礎になっているかを確認しておきましょう。

基礎の費用もそれほど各社によって大きく違ってくることはありませんが、
耐震性が高く強い基礎を採用しているハウスメーカーなどは
基礎の工事費用も高くなりがちです。

どんな基礎工事を行うのかということをチェックしておきたいですね。

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木工事は家造りで最大のポイント


木工事というのは文字通り木材を使った工事となります。

つまり大工さんに関わる工事費用ということですね。

家造りにおいてもっとも差額が生じやすい部分ではないでしょうか。

木工事以外の項目だと「材工共」という材料と手間賃が一緒に計算されていますが、
木工事は建材費用と職人の手間賃が別途計算されています。

それだけ家造りで大切なポイントということですね。

木工事に携わる大工さんは1~3ヶ月ほど同じ現場に通い詰めて作業を行います。

仮設や基礎、設備工事などは短期間で終わったり
合間を見て作業をやるのがほとんどですが、
大工さんは家が完成するまでずっと通い詰めることになります。

そのため、大工さんへの報酬となる手間賃については別途記載されているんです。

大工さんの手間賃はハウスメーカーや工務店によって違ってきますが、
だいたい日15000~20000円程度で計算されていることが多い傾向にあります。

もちろん、地域によっても変わってきますが
だいたいの目安として覚えておけばよいでしょう。

木工事は項目も非常に多いですから
すべてを細かくチェックするのは大変かもしれません。

とりあえずは木材の費用と大工さんの手間賃くらいは
しっかり確認しておきたいですね。

ここはもっとも差が生じるところですから
不明なことがあったら営業マンに質問してみるのもいいかもしれません。

施工する面積が多くなる内装や塗装工事をチェック

内装や塗装工事の単価そのものはそこまで高くありません。

大工さんの手間賃が含まれる木工事などに比べると比較的コストは低いですが、
施工する面積が多くなることが特徴と言えるでしょう。

内装工事

内装工事とは主にどのような工事を指すのかというと、
室内に断熱材を施工したり石膏ボード貼り、クロス、フローリング施工工事などです。

ただ、ハウスメーカーや工務店の見積りによっては
石膏ボード貼り工事が木工事に含まれていることもありますから注意しましょう。

木工事の費用がやたら高くなっていると思ったら
石膏ボード貼りの工事がこちらに含まれていた、ということもあります。

左官工事

最近だと内装に珪藻土(けいそうど)を用いることもありますが、
珪藻土を使った工事は専門的な作業になりますから
内装工事ではなく左官工事に分類されることがほとんどです。

内装や塗装工事も、依頼する会社や使用する素材によって、
金額の差が大きくなってしまうところ
ですから
しっかりチェックしておきたいですね。

これも見積りを依頼した会社によって変わってくることがほとんどです。

住宅の最終的な内装の仕上がりとなりますから、
後悔しないようにしっかりチェックしなくてはなりません。

あまりにも安すぎるとグレードの低い建材や内装材を使用している可能性がありますし、
不安なら営業マンや担当者に質問してみるといいですね。

納得いくまでしっかり話を聴くことが大切なポイントです。

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見積りは当然複数の会社から取ること


たまたま新聞に入っていたハウスメーカーの折り込み広告を見て気になって電話し、
見積りをしてもらってそのまま契約もした、

というパターンの方ももしかしたらおられるかもしれませんが、
これは正直あまり良い流れとは言えません。

否定するわけではありませんが、
少しでもお得に注文住宅を建てたいと考えているのなら
もう少し時間をかけてじっくり建築業者を探しましょう。

一つの会社からしか見積りを取っていないということは
他の会社がどれくらいの価格を提示するか分かりませんし、
もしかするとその会社が相場以上の高い金額を提示している可能性もあります。

複数社から見積もりを取っていないとそれすら気づかないことになりますから
金額面で考えると非常に不利になると言えるんです。

もしかするともっとお得に建てられたかもしれないのに損をしているんですよね。

注文住宅を建てるときの見積りは
複数から取り寄せるのが常識
です。

見積書の内容をチェックするときにも
複数社の見積書を照らし合わせながらチェックすることで
分かることがたくさんあります。

最初に良い担当者や、業者に出会えたとしても
一社からしか見積りを取らないというのは避けるようにしましょう。

リスクを避けるためにも
必ず複数の会社から見積もりを取るようにしてくださいね。

内容を詳しくチェックするには、複数社の見積り内容を比較しましょう。

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