4LDKの注文住宅を建てたいのならまずは相場をチェックしますが、そのためにやっておきたいことをお話します。
そもそも注文住宅の相場はない?
いきなり出鼻をくじくような話ですが、注文住宅の相場を知るのは難しいです。
「どうして?」と思った方もおられるかもしれませんね。
普通、高い買い物などをするときには相場を調べるものですし、
相場を知らないことには安心して買い物もできません。
でも、よくよく考えてみればわかると思いますが、
注文住宅は施主によってこだわる部分が違ってきますし、
土地を購入する地域によっても価格が変わってくるんですよ。
4LDKの間取り住宅の相場を知るには
同じ4LDKの間取りの住宅を建築するにしても、
東京と大阪では価格が変わってくることがほとんどですし、
工事を依頼する会社によっても最終的な価格は変わってきます。
そのため、4LDKという間取りだけを参考に相場を知るということはほとんど不可能に近いんです。
地域や業者によって相場が違う
その家を建てようとしている人の考えや工事をお願いする会社、
地域などさまざまな要因によって住宅の価格は違ってくるということですね。
こうした理由から、注文住宅の相場を知るというのは大変困難なことと言えます。
では、これから4LDKの注文住宅を建てようとしている方は
だいたいどれくらいの金額で家が建つのか調べる手立てがまったくないのか、というと決してそんなことはありません。
明確な相場というものは存在しませんが、だいたいの価格を調べることはできます。
相見積もりで各社の価格をチェック
複数の会社から見積りを取ることを相見積もりと呼びます。
相見積もりはさまざまなシーンで利用されている見積りの方法で、
適正な価格を知ることができる方法として知られていますよね☆
相見積もりでリスク回避
最初から一社だけに絞って見積りを依頼してしまうと
仮にとんでもない金額を吹っ掛けられたとしても納得してしまう恐れがあります。
複数の会社に概算の金額を出してもらうことによってそうしたリスクを避けることもできるんですね。
相見積もりで相場を把握
相見積もりを行うことで複数社の見積価格を比較できますから、
何となくこれくらいの価格で家が建つという目安を知ることができます。
相場ではないかもしれませんが、
この方法のほうが実際にどれくらいで家が建つかを知ることができますしおススメですよ♪
相見積もりを上手に行うコツ
複数社に見積りを依頼するときにはできるだけ方向性が似たような会社を選ぶことです。
家造りのコンセプトがあまりにもかけ離れているような会社同士で
見積りをしてもらうと価格にも大きな差が生じてしまいます。
相見積もりを行うのは3社がベスト
どれくらいの数の見積りを取ればいいの?と感じた方もいるでしょうが、基本は3社以上と言われています。
もちろん、それ以上の会社から見積りを取っても大丈夫ですが、
あまり多くなりすぎると余計に混乱してしまう恐れもありますから、
とりあえず目安として三社程度にしておけば良いでしょう。
複数社から見積もりをとって価格を比較してみてください。
要望を細かく伝えられる一括見積サイト
住宅会社の見積もりが一括で取れるサイトもあるので、活用してみるのも良いですね。
上記のサイトは、依頼するときに「どこに建てるか」「どんな家を建てたいか」を伝えられるので、
実際に自分が建てるときにどれくらいかかるかを知ることができます♪
インターネットを活用してリサーチ
今はインターネットのようにとても優秀なツールがありますよね☆
ちょっとした調べものにインターネットを使うのは常識になりましたし、
携帯電話やスマートフォンを利用していつでも調べものができるようになりました。
注文住宅の相場を調べるときにもインターネットが活用できますから、
これから4LDKの注文住宅を建てたいと考えている方はぜひインターネットでリサーチしてみてください。
建てたい間取りの相場を「不動産サイト」でチェックする方法
具体的に何をリサーチすればいいのかということですが、
不動産系のサイトで4LDKの住宅物件価格を調べるのです。
建てたい家の価格目安を知るためのチェックポイント
同じ間取りでないと意味がありませんから、
自分が建てたいと思っている間取りの住宅をいろいろ見て価格をチェックしてみましょう。
この時のポイントですが、できるだけ自分がイメージしている住宅をピックアップすることです。
家のデザインやインテリアが大きく異なっていると当然価格にも差が生じてしまいます。
もし和風の家を建てたいのなら和風建築を、洋風住宅で考えているのなら洋風建築の住宅に目を通してみましょう。
また、できるだけ自分が家を建てようとしているエリアでリサーチすることが大切なポイント♪
地域によって住宅の価格は変わってきますし土地の値段なども違ってきます。
家を建てようとしている地域以外でリサーチしてもまったく相場が変わってくることもありますから、
家を建てる地域でリサーチしてください。
ハウスメーカーに資料請求してみよう
新築注文住宅を手掛けているハウスメーカーはたくさんありますし、
今では特色ある数多くのハウスメーカーが国内で事業を展開しています。
ローコストをアピールしているようなハウスメーカーもあれば輸入住宅を扱うメーカー、
自然由来の素材にこだわりを見せるハウスメーカーなど実にさまざまな会社がありますが、
そうしたハウスメーカーに資料請求してみるのも良いリサーチの方法です。
資料請求で価格目安を知ることもできる!?
注文住宅を手掛けているハウスメーカーならたいてい資料を提供していますし、
自社で運営するホームページなどには資料請求用の専用フォームが設置されています。
そこから簡単に資料請求できるようになっていますから、まずは資料請求をしてみてはどうでしょうか。
ハウスメーカーによっては価格については言及していないこともありますが、
どれくらいの予算で家が建つかを目安として公開しているようなメーカーもあります。
ハウスメーカーへの資料請求も複数社に行うこと
いろいろなハウスメーカーの資料に目を通すことによって
だいたいどれくらいで家が建つかを知ることもできますし、
同時にそのハウスメーカーの特色や強みなども知ることができるでしょう。
まさに一石二鳥の方法ですからおススメです。
価格だけを比較するよりも遥かにメリットがありますし、イメージもしやすくなるのではないでしょうか。
ぜひいろいろなハウスメーカーに資料請求して価格や内容に目を通してみましょう。
まずはどんな家を建てたいかを明確に
「マイホームを建てたいから相場を調べなきゃ!」となる人は多いです。
実際に、まずは相場を調べないことにはどうにもならないと思っている方は多いでしょうし、
相場を調べるために躍起になっている方もいるかもしれません。
しかし、最初にお伝えしたように注文住宅において相場はないと言っても過言ではありませんし、
間取りやデザインだけで相場が決まるような簡単なものでもありません。
どんな家を建てたいのか明確にしておこう
ここまででご紹介した、インターネットでリサーチする方法や資料請求して調べる方法にしても
まずは自分がどのような家を建てたいかということが明確になっていないとあまり意味はありません。
まずは自分がどんな家を建てたいのか、ということを明確にしておく必要がありますし、
本格的にリサーチを始めるのはそれからのことです。
多くの方はこの順番が逆になってしまっているのです。
依頼する会社の種類によっても価格帯が変わる
4LDKの間取りの住宅でもそれが和風なのか洋風なのかでも価格は大きく違ってきますし、
ハウスメーカーに依頼するのか街の工務店に依頼するのかによっても変わってきます。
相場のリサーチを始める前に
ある程度の価格を知るためにもまずは自分が建てたい家を明確にイメージすることが大切ですから、
リサーチを始める前に家族でしっかりと話し合ってどんな家を建てたいかということを決めておきましょう。
こうしておくとハウスメーカーや工務店の担当者と話をするときもスムーズですよ☆
注文住宅で後悔しないために…
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