40坪の家を建てるときの住宅業者選びのポイントとは?

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家を建てるときには慎重に業者選びをしなくてはいけません。

予算と坪数に応じて依頼する業者の価格帯が変わることもあります。

もし、40坪程の建坪になる予定だったら、どういった基準で業者を選べばよいのでしょうか。
ここでは、40坪ほどの住宅を建てる際の、業者選びのポイントについてお話します。

40坪の家を建てるときの工事業者選びのポイントとは?

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どのような工法を採用しているか


誰もが初めての経験となるでしょうから
どこの業者を選べばいいのか迷ってしまうというのは当然のことかもしれませんね。

業者選びのポイント一つ目は工法です。
工法は業者を選ぶうえでもっとも重要になるポイントの一つですから
しっかり検討したいですね。

ハウスメーカーや工務店、建築会社は数多く存在しますが、
どのような工法で家を建てているかは、会社によって様々です。

住宅を建てる工法の種類

従来からの在来軸組工法を採用しているところが多いですが、
在来工法に独自の技術を組み合わせている企業、
外来のツーバイフォー工法、鉄筋、鉄骨工法など実にさまざまな工法が存在しています。

主要な工法について、特徴を一覧にしました。

工法の名称 特徴 短所
在来軸組工法 間取りの自由度が高い 職人の腕によって仕上がりに差
枠組壁工法(2×4工法) 品質の均一性があり、断熱気密性に優れる 間取り変更・リフォームが難しい
木質パネル工法 品質の均一性があり、短工期 クレーンが使用できる工事環境が必要

他にも、メーカー独自の工法など、さまざまな工法があります。

それぞれの工法によって完成する家の特徴は変わってきます。
自分がどのような家を建てたいのかということを考えたうえで工法も決めたいですね。
工法次第で耐震性も変わってきますからとても重要なポイントですよ。

主要メーカーの工法

工法で決めるためにはまずいろいろなハウスメーカーや工務店の工法を知る必要があるので、
工法についてもあらかじめ勉強してください。

ここでは主要メーカー数社に限らせて頂きますが、
メーカーが採用している工法について一覧にしましたので、参考になさってください。

主要メーカー名 工法
三井ホーム 枠組壁工法(2×4工法)
ミサワホーム 木質パネル工法
住友林業 在来軸組工法

工法と共に大事な構造で業者を選ぶ


工法と似ているかもしれませんが、工法はあくまで家を建てるために用いる方法であり、
構造はその工法によって作られる家の骨組みです。

もっと分かりやすく説明すると住宅の耐震性や耐火性に大きな影響を与える部分です。

毎年雪がたくさん降るような豪雪地帯の家だと
屋根に積もった雪で住宅が潰れないように強固な造りとなっていますし、
地震が多い地域などは一般的な住宅よりも耐震構造を強化していることが多いです。

構造も業者を選ぶうえで重要なポイントですし、
自分がお願いしようとしている業者の建築している家が
どのような構造になっているのかを知る必要があります。

構造は専門的な分野ですから素人ではなかなか理解できない部分もあるかもしれませんが、
ハウスメーカーなどが開催している勉強会で教えてもらうこともできるでしょう。
インターネット上にも建築構造について分かりやすく説明しているサイトがたくさんありますよ。

自分が暮らしている地域にマッチした構造でないといけませんし、
家の寿命にも大きく関わってくるため決して疎かにすることはできません。

工法や費用と並んで重要なポイントですから、
工事業者探しをしている方はしっかり覚えておきましょう。

どうしても理解できない、という方はハウスメーカーや工務店の担当者に相談して
ゆっくりと説明してもらうのもいいかもしれませんね。
納得いくまで聞いてみましょう。

主要な構造を一覧にしました。一部ですが、参考になさってください。

構造 特徴 短所
軽量鉄骨構造 低コスト・短工期 強度があまりないため、吹き抜けなどの対応が難しい
重量鉄骨構造 耐久性、強度がある 建築コストが高め
鉄筋コンクリート構造(RC造) 耐火性、耐久性、強度があり、自由度も高い 建築コストが高い
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費用で選ぶ視点も大切


家を頻繁に買い替えるような方はそうそういません。
中には何度も家を買い替えている、立て替えているという方もいるでしょうが
ごく稀と言えるでしょう。

多くの方にとって家は一生に一度の買い物になるはずです。
高い買い物だけに業者選びにも慎重になりますよね。

予算を決めてから業者探し

どれくらいの費用で家が建つのかというのは非常に重要なポイントですし、
ここを重視してハウスメーカーや工務店を決める方もたくさんいます。

工事業者によって費用は大きく変わってきます。
住宅はそもそもの単価が高いですから、
もっとも高い業者ともっとも安い業者だと
似たような条件で建設する場合でも、
数百万円の違いが生じることも珍しくありません。

同じ注文住宅でも三倍以上の費用の開きがあると言われることもありますから、
費用で業者を選ぶのも大切ですよね。

住宅ローンの支払いも長きに渡りますから、
自らの生涯年収などと照らし合わせながら考える必要があります。

家を建てた後も、ゆとりある快適な生活を送るために、
無理のない返済計画を立てて、身の丈に合った住宅を手に入れましょう。

ローコスト住宅という選択

現在では安く家を建てることをコンセプトとするようなハウスメーカーも台頭していますし、
こうしたローコスト系ハウスメーカーと呼ばれる会社をチョイスすると、
比較的お値打ちな価格で家を建てることができるでしょう。

ローコスト住宅は確かに安く家を建てることができますが、
いろいろと制約が多い
こともありますから、注意が必要です。
そのメーカー指定の建材や設備機器しか使えないということもありますから注意してくださいね。

家のデザイン性も重要なポイントの一つ


家のデザイン性も意外に重要です。
デザイン性というのはハウスメーカーによって大きく変わってきますし、
だいたいどこのハウスメーカーもシリーズ化している家は
何かしら共通するような外観デザインとなっていることが多いです。

メーカーによってデザインの特徴が出る

一目見て「あ、〇〇ホームの家だ」と分かるような住宅もたくさんありますよね。
特に若い方などはデザイン性にこだわる方が多いと思いますし、
業者選びにおける重要なポイントの一つと言えるでしょう。

では、実際にハウスメーカーのデザイン性や特徴を詳しく知るには
どうすればいいのかということですが、
答えは簡単で「モデルハウスに足を運ぶ」ということです。

それなりに知名度の高いハウスメーカーなら例外なくモデルハウスを展示していますし、
そこで外観や内装のデザインをチェックできるでしょう。

実際に間近で見ると外壁にどのような素材を使っているのかも理解できますし、
いろいろな情報を得ることができます。

デザインだけでなくほかの要素も検討しよう

デザイン性はハウスメーカーによって違いが顕著に出てきますし、
人によって好き嫌いが分かれる部分でもあります。

〇〇ホームのデザインは好きだけど工法は〇〇ハウスのほうが良い
という問題も出てくるかもしれませんが、
上手くバランスを見ながら決める必要があります。

デザイン性だけで決めるのではなく、費用や工法、構造なども考えながら
トータルで選ぶことが大切ですね。

迷ったら、実際に担当者に話を聞いてみて、最終的には、
「この担当者がいるから、ここに頼もう!」という決め方も、
良い決め方だと思います。

意思の疎通ができて、信頼できる担当者を見つけることは、
家づくりの成功の第一歩ともいえる要素ですから。

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デメリットを話さないような業者はNG


ハウスメーカーや工務店によってはあまり情報を出してくれなかったり、
デメリットについて一切話してくれないようなところもあります。

顧客を騙そうとしているような意思も感じられますし、
正直このような会社はあまり信用できるとは言えません。

いざ家が完成して暮らし始めてからさまざまな不都合や不具合に遭遇してしまうことにもなるでしょう。
良心的な会社なら事前にメリットもデメリットもしっかりと伝えてくれるものですよ。

担当者を変えてもらう

担当者とウマが合わない、信頼がおけないという場合は、
まず担当者を変えてもらいましょう。

担当者を変えてもらってもまだ危険な香がする場合には
そのハウスメーカー・工務店とは付き合わないほうがいいと思います。

他社の批判をするような担当には依頼しない

また、他社をけなすような発言をしているようなメーカー、工務店もおススメできません
他社をけなすというのは裏を返せば自社の家にあまり自信がないということです。

自信を持っているのなら「〇〇ホームさんの家は確かに良い家ですが、
弊社の家はさらにこんなところが優れています」というような話をしてくれるでしょう。

一方的に他社をけなしたりするのは自社商品に自信がない現れではないでしょうか。
また、契約を急がせてくるような業者もあまりおススメはできません

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