快適な家を建てるポイント!玄関・キッチン・浴室・洗面所・トイレ編

玄関や水回り設計のポイント
各室の機能や必要性について理解しよう
家づくりをする際に勘違いしてはいけないのが、
主役は家ではなく、そこに住む人であるということです。

家は、住む人を危険や自然から守ったり、子供を育てたり、健康的に生活をするための建物です。

主役が快適に暮らせるために採光や通風などにこだわり、
リビングや寝室、キッチン、浴室など、過ごしやすい空間を設けます

ただし、快適性を求める一方で、造付け家具や設備など必要最低限に抑えることが、
ローコスト住宅を建てるうえでは必要
です。

だからといって、設備などをとにかく抑えて合理化を追求してしまうと、
満足のいく家づくりはできません。

一見すると無駄に見えることでも、骨休めの空間を設けることが大事です。

住宅は一生に一度の高い買い物だからこそ、失敗はしたくないものです。

だからこそ、各室や設備などの機能と必要性を知り、
どこまでが必要なのかを判断できるようになることが必要
になってきます。

ここでは、各室・設備などの機能や必要性について理解を深めていきましょう。

この他、家づくりの間取り計画に役立つ、寝室、子供部屋などの部屋を作る際のの節約ポイントをまとめた記事もあります。
快適な家を建てるポイント!ローコスト住宅で部屋をつくる際の考え方

玄関づくりのポイント

「キッチンは◯◯にしたい」「リビングは△△風がいい」など、
各室にこだわりを持って家づくりをする人は多いです。

しかし、玄関に対して強いこだわりを持っている人はそう多くはありません。

しかし、玄関は人を迎え入れる大切な場所です。

玄関でその家の印象がすべて決まる場合もあるため、
ローコストでありながらも、しっかりとこだわることが大事です。

そこで今回は、玄関づくりのポイントについて紹介しています。

ローコスト住宅なため、できることは限られますが、
安全かつ見栄えの良い玄関づくりのヒントになるはずです。

ぜひ参考にご覧ください。

玄関はその家の「顔」であり、訪問者にとっては第一印象

自宅に人が訪れる場合、玄関はその家の第一印象になりますので、
決しておろそかにはできません。

玄関は家の顔であり、人を迎え入れる場所です。

初対面の人であれば、玄関でその家の印象が決まってしまうこともあります。

「玄関は靴を履くところだから力を入れる必要はない」
「玄関にはこだわりたくない」という考え方も間違いではありませんが、
それだと人を迎え入れる場所として少し寂しいものがあります。

人に見られる場所」「自宅の顔」という意識を持ち、
玄関づくりにも力を入れるようにしましょう。

玄関づくりのポイントは?床は安全で手入れがしやすい材料にする

玄関は非常にホコリやゴミが溜まりやすく汚れやすい場所です。

ドアを開けた際に外部からホコリやゴミが入ってきやすいうえに、
靴底に付着した泥などが持ち込まれますし、雨の日には床が濡れてしまいます。

そのため、玄関の床には、滑りにくくて汚れが目立ちにくい、かつ、
掃除がしやすい材料を使用することが大事
です。

滑りやすい材料であれば雨の日に危険ですし、
汚れが目立つ材料や掃除がしにくいものだと、
見た目もよくありませんし手入れもしずらいです。

既製品のコンクリート板コンクリート金ゴテ仕上げ
モルタル金ゴテ仕上げなどであれば、これらの条件をクリアしながらも、
比較的ローコストで採用することができます。

また、玄関には花や写真、思い出の品などを飾ることも多いため、
これらが映えるように、できれば落ち着いた雰囲気にしたいものです。

ローコスト住宅のキッチンづくりのポイント

ローコスト住宅のキッチンづくりのポイント
「せっかくマイホームを建てるのであればキッチンにはこだわりたい!」
「テレビや雑誌に出ているような素敵なキッチンにしたい!」
特に女性の方はキッチンへの思い入れが強く、
ついつい欲張ってしまい予算がオーバー。。なんてことも少なくありません。

しかし、ローコストで注文住宅を建てるのであれば、
予算には制限がありますし、広さや設備などある程度の我慢が必要です。

ここでは、ローコスト住宅のキッチンづくりのポイントについて紹介しています。

この記事を読むことで、ローコスト住宅のキッチンづくりがしやすくなるはずです。

キッチンスペースは家族にとって大切な場所

外食や出前が多い1人暮らしであれば、自宅にキッチンがなくてもそう困ることはありません。
しかし、家族で住むとなれば外食ばかりでは済まされません。

しっかりと自炊をして栄養のある食事をとり、子供を育てていく必要があります。

また、子供と一緒にご飯やお菓子をつくるなど
キッチンスペースだからこそ生まれるコミュニケーションもあり、
家族にとって非常に大切なスペースです。

狭いキッチンの方が効率が良い

料理の種類に合わせて調味料や食器、器具が必要なため、
キッチンにはさまざまなものが並びます。

小物が多いため、どこに何があるかわかるように整理しなければなりませんし、
衛生面への配慮も必要です。

「狭いキッチンは嫌!」という人もいますが、
ローコスト住宅を建てるのであれば狭いキッチンを受け入れなければなりません。

たしかにキッチンが広い方が見栄えも良いですし、料理も楽しめるかもしれません。

しかし、キッチンが広いからといって良いことばかりではないですし、
狭いからといって悪いことばかりでもありません。

キッチンが広いと、スペースを埋めるためにたくさん物を揃えてしまいがちですし、
材料をとったり、火を点けたり、水で洗ったりと、1つ作業ごとに移動しなくてはなりません。

狭いキッチンであれば、片付けもしやすく整理整頓もはかどりますし、
狭いからこそ無駄なものを置こうとはしません

作業ごとの移動もほとんどないため作業効率が高いです。

狭いキッチンは、広々とした空間はありませんが、
考え方によっては非常に魅力的なのです。

キッチンの設備や材料は燃えにくく使いやすいもの

キッチンでは火や油を使うため他の部屋よりも危険性が高いですし、
臭いも強く生ゴミも多いです。

湿気も溜まりやすいため、換気や通風もしっかりと考慮しないと、
すぐに不衛生な空間になってしまいます。

そのため、換気扇は、火に強い防火ダンパー付のものを選ぶようにしましょう

また、コンロは、ローコストで掃除もしやすく、
故障した際の交換もしやすい上置き型のガステーブルがおすすめです。

そして、キッチンの壁や天井の材料には、
防火性能を有する準不燃材料を使わなければいけないことが法律で定められています

キッチンでは、燃えにくく掃除がしやすい材料を選ぶ必要があることを覚えておきましょう。

ローコストであっても材料にこだわれば、
長くきれいで衛生的に使っていくことができます。

ローコスト住宅でも満足のいく浴室がつくれる!

ローコスト住宅の浴室づくりのポイント
「マイホームを建てるなら浴室にこだわりたい!」
と考えている人も多いのではないでしょうか。

浴室がきれいで清潔感があり、広々としていれば心地よい入浴時間を過ごすことができます。

しかし、予算が限られるローコスト住宅において、
満足のいく浴室をつくることは可能なのでしょうか。

そこで今回は、ローコスト住宅で浴室をつくる際のポイントや考え方について紹介しています。

この記事を読むことで、ローコストながら満足のいく浴室がつくれるようになりますので、ぜひご覧ください。

浴槽と釜はローコストで故障しにくいもの

家の浴槽は、光熱費の節約のために湯が沸かし直しできることが大事です。

これにより、冬場でもお湯を入れ直すことなく、
家族全員が温かい湯に入ることができます。

浴槽の種類には、やや冷たいところがデメリットですが掃除がしやすいステンレス製や、
キズが付きやすいデメリットがあるものの保温性に優れていてローコストな
FRP(ファイバー・レインフォースド・プラスチック)製
などがおすすめです。

また、お湯を沸かす際は、ローコストで故障しにくいバランス釜を使用するのもいいでしょう。

「ローコスト住宅だと満足のいく浴室ができないのでは。。」
と心配する人もいると思いますが、
ステンレス製やFRP製の浴槽、風呂専用のバランス釜などを採用すれば、
ローコストで十分満足できる浴室をつくることが可能です。

汚れが目立ちにくく掃除しやすい材料

浴室は身体の汚れを落とす場所でもありますし、水垢や湿気などもあり、
他の部屋よりも汚れやすい場所です。

そのため、汚れが目立ちにくく掃除がしやすい材料を選ぶようにしましょう

また、清潔感も大切なため、色味が暗い材料でなく明るめなものをおすすめします

そうすることで、常にきれいで清潔な浴室環境を保ちやすくなり、
心地よく入浴を楽しむことができます。

床材はローコストなモザイクタイル

浴室は素足なうえ、床が濡れているため滑りやすいです。
大人でも気をつけないと転倒してケガしてしまいます。

また、冬は床が冷たいなど、熱感や触感にも敏感になります。
そのため、床材はローコストで割れにくく、滑りにくいモザイクタイルがおすすめです。

小さい子供や高齢の方が利用する場合は、
手摺を付けると浴槽に入ったり出たりするのがラクになりますし、
転倒を防止できます

スノコなどを敷いてみてもいいでしょう。

浴室の湿気対策は大事

浴室は湿気が溜まりやすいため湿気対策も必要ですし、
浴室と繋がっている脱衣所に水気を持ち込まないようにすることが大事です。

浴室は湯気がこもるため、
結露の落下を防ぐために浴室の天井には勾配が付けられています。

また、脱衣所は、入浴後にしっかりと身体をタオルで拭いても濡れやすい場所なため、
浴室と脱衣所との間にある見切り縁には、水に強い材料が使われるのが一般的です。

そして、湿気対策のために浴室には換気扇が必要です。

換気扇を使って湿気を逃すことで浴室のカビや材料の腐敗を防ぐことができます。
浴室に窓を設けると尚更良いでしょう

洗面化粧室は実用性を優先してつくる

ローコスト住宅において洗面設備は実用性を重視する
ローコストで注文住宅を建てる際に、
洗面化粧室は見た目が華やかなものにする必要はありません。

洗面化粧室は家族しか使いませんし、朝使用することが多いため、
見た目よりも使いやすさを重視するべきです。

ローコスト住宅ならなおさら、余計にコストをかける必要はなく、
実用性をベースにしてつくるようにしましょう。

ここでは、ローコストに洗面化粧室をつくるうえで大事なことについて紹介しています。

洗面化粧室は実用性を優先しよう

洗面化粧室は、
歯磨きをしたり、顔を洗ったり、髭を剃ったり、髪をセットしたり、、、など、
家族全員が身なりを整える大事なスペースです。

1日の始まりで、慌ただしい朝の時間に集中して使用するため、
何よりも使いやすさが求められます。

そのため、洗面化粧室は見栄えよりも実用性を優先してつくるべきです。
見た目が華やかでも使いにくければストレスを感じてしまいます

洗面化粧室は使いやすく湿気が溜まらないようにする

洗面化粧室は、その用途から床に水がこぼれやすい場所ですので、
水や汚れを拭き取りやすく吸湿性がすぐれた材料を選ぶことが一般的です。

また、浴室と近いこともあり湿気が溜まりやすいため、
できれば浴室と同じように窓を設けて乾燥させるようにしましょう。

場合によっては洗濯物を干したりもしますので、換気扇もあると便利です。

ローコスト住宅のトイレは贅沢せずに工夫する

ローコスト住宅を建てるならトイレは贅沢をせず工夫をする
ローコスト住宅をつくる際、トイレをあまり蔑ろにしないようにしましょう。
とはいっても、高いコストをかけてしまうと予算オーバーになる可能性もあります。

ローコスト住宅を建てる際は、予算も限られるため、
あまり贅沢な設備で欲張ったトイレをつくらないようにしましょう

狭い空間だが設備工事費用は高め。ローコストな中で工夫する

トイレは狭い空間ですが、設備工事の費用が意外と高めです。

そのため、ローコスト住宅を建てる際は、もちろんトイレの場所は1箇所に抑え、
余計な機能や贅沢な設備は我慢しなければなりません。

ただし、家族が毎日使用する場所ですし、
お客さんも利用する可能性があるため最低限の機能性は必要です。

鏡やカウンターを設けて化粧室としても使える環境にしましょう。
カウンターの下に収納戸棚を設けるなどして、
清掃具やトイレットペーパーなどを保管しておくスペースとして使ってもいいでしょう。

トイレのおすすめ仕上げ材

仕上材には自然木などを採用すると、
木の香りも楽しめてリラクゼーション効果も期待できるためおすすめです。

狭い空間ですが、多くの人が1日をスタートさせる空間でもあるため、
ローコストな中で工夫をして居心地のよい空間をつくりましょう。

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